ローム製品ご紹介

公開日:2024年7月2日

最終更新日:2024年11月22日

EMARMOUR™( イーエムアーマー) 製品のご紹介

出典元: ローム株式会社 出典元HP:https://www.rohm.co.jp/emarmour

圧倒的なノイズ耐量により、設計工数削減や高信頼化に貢献 EMARMOUR™Series

「EMARMOUR™(イーエムアーマー)」とは?

「EMARMOUR™(イーエムアーマー)」はローム「回路設計技術」「レイアウト技術」「プロセス技術」を融合することで開発され、ISO 11452-2による国際的ノイズ評価試験において、全ノイズ周波数帯域での出力電圧変動が±300mV以下というノイズ耐量を実現した製品にのみ与えられるブランド名です。圧倒的なノイズ耐量により、システム開発におけるノイズ課題を解決することで、設計工数削減や高信頼化に貢献します。

特長1. 圧倒的なノイズ耐量で、ノイズ対策の負荷を大幅に軽減

下のノイズ周波数に対する出力電圧変動のグラフが示すように、一般品および一般の高EMI耐量品が周波数によってノイズの影響を受けやすいピークを計測していることに対し、ロームのEMARMOUR™シリーズは周波数による変動が極めて少なく、出力電圧変動を±1%以下(一般品は±3.5~10%)に抑えることに成功しました。この高EMI耐量を実現したことにより、これまで車載電装部品設計者を悩ませ、多くの時間や手間を必要としていたノイズ対策の負荷を大幅に軽減。従来必要とされていたCRフィルタやシールドなど、外付け部品のコストやスペースも削減します。

特長2. 回路やレイアウト、素子サイズなどを徹底的に見直しノイズ耐量を大幅に改善

ロームではこれまでの製品を徹底的に分析し、ノイズ対策回路の追加やレイアウトの見直しに加えて、最適な寄生容量を生むプロセスの選定により、EMIに対する耐性を大幅に改善。チップのダウンサイズという業界の潮流に囚われることなく、柔軟な発想で最適な選択を行ったことも成功の鍵となりました。また、この画期的なノイズ耐量は1つの対策では決して実現できず、3つの要因を融合することで大幅な改善ができました。

特長3. ノイズ対策にかかっていた時間や手間、コストなどを大幅に軽減

画期的な設計から生まれた高EMI耐量により、従来必要だった外付けのCRフィルタや金属板シールドを配置する必要がなくなり、周辺部品のコストダウンや省スペース化に貢献します。また、これまでノイズ対策の設計を行う場合、機能設計やノイズ設計を行った後のノイズ評価でNGになると、最初からやり直す必要があり、時間と手間とさらには費用の面でも大きな負担となっていました。これに対しロームの高EMI耐量オペアンプを使用すれば、設計工数や設計費用を大きく削減させることが可能となり、短納期のセット設計の短納期化に貢献できます。

特長4. 高い汎用性を備え世界標準の信頼性規格にも準拠

ロームの新しい高EMI耐量オペアンプは、従来のオペアンプと同じ汎用性能を持っているため、従来品からの置き換えの場合でも、安心してお使いいただけます。また、車載電子部品の規格として世界的に広く採用されているAEC-Q100に対応した高い信頼性を備えています。

「EMARMOUR™シリーズ」製品ラインアップ

オペアンプ

コンパレータ

こちらに掲載されている型式は、EMARMOUR™シリーズのほんの一部です ご興味がございましたら、ぜひ弊社営業担当者までご連絡ください

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